民間水道業者「給水停止も」 岩手・雫石 経営悪化で追加料金請求

概要
岩手県雫石町のリゾート地である「岩手高原ペンション村」で、水道を管理する業者が9月、10月分のポンプの電気代が支払えず、住民に対し、料金を追加請求をし、応じない場合は給水を停止すると発表した。それに対して、住民側の弁護代理人が17日に東北電力岩手支店に出向き、電気を止めないように要請した。その結果、最悪の事態は免れたが、水道管理業者は、9月、10月分のポンプの電気代を支払う意向を示していないとされている。

相反する二つ以上の意見
イーテックジャパン(水道管理業者)
なんでこっちが頭を下げるのか。うちは水道供給を止めた方が赤字は減るんですよ(住民説明会での発言)
施設維持管理料など住民の未払い金が計140万円に上り経営を圧迫している
支払いに応じない場合は水の供給を停止する
我々は水を止めることを目的にしているわけではありませんし、恫喝や恐喝という意思もありません。地域を守るため、住民の方々と話し合いを重ねているだけです。ただ、料金をお支払いいただけない場合、規約に基づいて、水道の供給停止などの措置を取らせていただく可能性はあります

雫石町住民
水道料金は現在、月2000~1万円ですが、月7000円もの追加負担を求められた。会社側の(電気料金の)滞納分を払えというのはちょっと納得できないし、何より、水はライフラインですよ
経営状況を説明してほしい
水道を利用する住民で組合をつくり、管理することも話し合いたい

雫石町上下水道課
民民の契約問題に行政は介入できない
事業者には水道を止めないようお願いしている。供給停止となった場合は仮設の給水所を設置し、住民の生活に影響が出ないように対応したい

調べた内容
雫石町 岩手高原ペンション村とは
1973年にリゾート開発された地区。元々住民は住んでいなかったため、上下水道を設備していなかった。
現在、ペンション村や周辺には、ペンションや住宅などが35軒ほどあり、約50人が住む。
町の水道事業の区域外で、同社は昨年から他社の事業を引き継ぎ、井戸水を水源とする「専用水道」を運営している。

仮説
元々民間企業の介入により水道を引いている地域になるので、水道の適正価格が間違っているのではないか。赤字経営では運営もできないため、価格引き上げの必要があるのではないか。

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